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店舗デザイン事例紹介

オーナーインタビュー

串かつ屋 あげ升

店名 串かつ屋 あげ升
住所 福岡市中央区春吉2-2-26
TEL 092-715-3325
WEB agemasu-2007.com

あげ升 ロゴ

あげ升飲食店 入り口

あげ升 店内

テーブル席

串かつ 店内

行灯

オーナーインタビュー

心に決めた日

兵庫県の田舎、祖父母は農業を営み、父は会社員として、母はパートとして働くいたって普通の家庭で育った店主北垣。
小学生のとき、調理実習で習った料理を家で作ってみた。
「お母さんが作るのと全然違う!美味しい!」と家族の喜ぶ顔を見て、料理って作る人によって味が変わるんだ!と、料理に興味を持った。ちょうどその頃、テレビで始まった「料理の鉄人」を見て、料理人ってかっこいい!大人になったら鮨職人になる!と心に決めた。

辻調理師専門学校へ

北垣は、高校卒業後、両親の大反対を押し切って、幼い頃から決めていた料理の学校へと進学する。
そして、生活費を自分で稼ぐために、一年間住み込みでアルバイトをさせてもらったお店が、大阪新世界の老舗串かつ屋「八重勝」だった。

卒業後夢だった大阪の老舗高級鮨屋に就職。
その年に、幼い頃から決めていた料理の世界を志すべく辻調理師専門学校へ入学し、住み込みのアルバイトとして八重勝に入ったのが、あげ升の料理長の憲治だった。

自分がやりたいことに気付く!

鮨屋に入って初めて気が付いた。「自分は串かつがやりたい!」と。一年間の八重勝での仕事で、すっかり串かつの世界に魅せられていたのだ。鮨屋に就職して半年後、八重勝の専務に相談すると、戻って来いと言って頂いた。
両親にこっぴどく怒られながらも、鮨屋を退職し、八重勝に社員として入社した。
それからは、串かつを極めるため、必死に修行を重ね、めきめきと頭角を表す存在となる。
一つ年下の料理長憲治も、学校を卒業後そのまま八重勝に残って8年ほど修行。
北垣と憲治は、超繁盛店の八重勝で共に仕事をしながら、信頼関係を築いていった。

リード・クリエーションとの出会い

大阪にいる頃から、店舗設計やデザインなどを任せられる会社をネットで探していた。そこで、数ある会社の中から、たった一つだけ、信頼できると感じられたHPを見つけた。
それが、リード・クリエーションだった。何度かメールでのやり取りをして、福岡に行ったら連絡をします、と伝えていた。

あげ升オープンへの道のり

いよいよオープンに向けて本格的に動き始めた。
直感で決めた春吉の物件は、場所柄、親戚に猛反対された。
でも、リード・クリエーションの社長は賛成してくれた。さらに、同じビルの隣で営業しているバーが、たまたまリード・クリエーションが手がけたお店だったため、オーナーのお二人に相談することができ、そして、迷いはなくなった。
ここに人生をかけてみようという覚悟ができた。
2006年12月から始めたブログも、出会えた方々との交流に大きく貢献してくれ、応援してくれる方がどんどん増えていった。
勉強会にもできる限り参加し、先輩方にアドバイスをたくさん頂くうちに、自分たちのコンセプトは磨かれていった。
「旨い串かつと旨い酒。そして最高のサービスで、感動を提供する。」
これを軸に、全てを進めていった。

八重勝から頂いた一週間

2007年の1月、八重勝の専務から「福岡の大丸で催事をやってみないか?」と誘って頂く。もちろん、「八重勝」としての出店だが、もうすぐ福岡でオープンするあげ升のチラシを配ったらいい、宣伝にも良い練習にもなるはずや、と声をかけて頂いたのだ。
料理長の憲治も大阪から駆けつけて、一週間、北垣の家に泊り込んだ。
福岡で、大阪の串かつが受け入れてもらえるのか・・・
緊張と不安で始まった大丸での祭事は、一週間で一万本の串が売れるほどの大成功だった。
仕込み、仕入れ、移動、販売・・・寝る暇もない過酷な一週間だったが、三人にとって、これは大きな励みになった。ものすごい量のチラシを配ることもできた。

父からの一言

商売をすること、福岡にお店を構えることに大反対だった両親に、福岡に来てからはまめに手紙やメールを送って近況を報告した。
今日は、こんなことを勉強した、こんなひとに出会った、お店が出来てきた、開店の日が決まった・・・等など、決して軽い気持ちでお店を出そうとしてるわけではないことを伝えたかった。
お店は完成し、オープンの日が差し迫った頃、突然、兵庫の田舎から、両親が福岡までやってきた。そしてこう言ってくれた。
「頑張ってしっかり稼ぎなさい。」
その一言が、私にとってどれだけ嬉しい言葉だったか・・・
両親もようやく認めてくれた!やるしかない!

27歳の春、2007年3月3日18:00・・・いよいよ、あげ升開店!

お店の外にまで溢れかえったたくさんのお祝いの花を目の前にして、こんなにもたくさんの方が、自分たちを応援してくれ、支えてくれているんだと、胸が熱くなった。
そして、18時にオープンすると、感動する間もないほどの忙しさだった。
それから、毎日山のようにでてくる反省点を、一つ一つ改善していき、お店も自分たちも確実に成長させていけるよう、必死で頑張った。
気が付いたら、テレビや雑誌がどんどん取り上げてくれ、毎日満席になった。

27歳で独立したというと、「若い」とよく言われるが、その道を志してからの年月は決して短くなかった。
この道で生きていこうと覚悟を決めた日から、一日一日を必死に修行してきた年月の深み。
それを、あげ升で自分たちらしく表現できることを、今とても幸せに思う。
「福岡に串かつ屋あげ升あり」と云われる日が来ることを目標に、お客様に感動を与えられるお店となれるように、これからも、人生をかけて、精一杯、最高の仕事をしていきたい。

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