【東京】店舗デザイン・店舗内装デザインリポート202002-01
店舗デザイン・店舗設計・店舗内装デザイン〜東京出張リポート-01
こんにちは。
リード・クリエーションで店舗デザインを担当している立花渉です。
2020年2月、弊社でプロデュースしている物販店舗の什器デザインにつていメーカー様とのお打合せの為、東京出張に行ってきました。
日帰り強行スケジュールの出張だったのですが、朝一番のエアチケットをとって、打合せ時間をお客様に調整してもらって午前中に設定、少ーしだけ時間をつくり、普段見られない東京の店舗デザイン、店舗内装設計について視察・リサーチすることにしました。
今回は、出張打合せ先のメーカー様のオフィスが渋谷区だったこともあり、多数の最先端トレンドが並び再開発が続く渋谷駅周辺、渋谷の新しいランドマークとして2019年11月に開業した複合施設型超高層ビル、渋谷スクランブルスクエアを中心にリサーチすることにしました。
また、行く先々で見かけた、わくわくするような設計デザイン、店舗デザイン時に参考になる素材や材質、集客や販促のためのサインや装飾等について、特に気になったお店や施設を、出張報告と自分の備忘録も兼ねてご紹介したいと思います。
今回は、羽田空港第一ターミナルで見かけて、不思議な雰囲気の店頭・ファサードデザインに「!」、「?」…と思いつつ、吸い込まれるように入店してしまった「カレーうどん」のお店のお話し。
からい かろやか かれーうどん
羽田空港の第1ターミナル カレーうどん専門店「 cuud (クウド) 」
「cuud」というアルファベットの店名と、和のイメージとは少し違ったシックな雰囲気な外装ですが、暖簾に大きな「か」という文字が大きなアイキャッチになり、ここは日本食屋さんだということを気づかせてくれます。
店内はカウンター席のみ(全20席程度)。厨房を囲うように大きく設けられていて、どの席からも調理の様子がうかがえるようになっています。
厨房内の壁面は厨房器具に近い色になっており、調理器具や食材がより際立つようになっています。
メニューは「カレーうどん」「トマトカレーうどん」と、そのハーフ&ハーフの3種類のみになります。
(写真は朝のハーフサイズに+半熟卵)
食べ方にもこだわりがあり、
まずはそのまま→ご飯と食べる→出汁で割る 箸休めとして自家製ピクルス
と、食べる人を飽きさせないようになっています。
正直、自分にとってカレーうどんは、「カレーを作りすぎてしまった次の日に出汁を足して楽しむもの」程度の存在でした。
しかし「cuud」の演出の中でこだわりのある食べ方で食べるカレーうどんは新鮮で、カレーうどんというより、カレー味の今まで食べたことのない料理を食べているような感覚でした。