1. HOME
  2. ブログ
  3. ニュースレター
  4. 8月号

お役立ち情報

Know-how

ニュースレター

8月号

~梅雨明けの使者の決定的瞬間~

それは21日の夕方ことでした。梅雨明けを知ってか知らずか、 事務所の駐車場に蝉の幼虫が土からはい出て来ていました。 まだ殻には土がついてこんな状態です。① それを事務所内の椅子の背もたれにとまらせ 「明日には成虫になって飛んで行くんだろうな!」と、 みんなで話しながら一泊させる事にしました。 と・・・そろそろ帰る準備を始めていた時のことでした。 ふと見るといつの間にか、すでに殻を割って何かが出てきています。 それは初めて見るとても神秘的な光景でした。② 事務所に残っていた私(62歳)と、田中(30歳)は、 感動しながら子供の頃に帰った様に走り回って、何度も何度も、 カメラのシャッターを押しました。 そうこうする内に、みるみる殻を脱いで変化を始めています。 帰るに帰れなくなり、かれこれ1時間程見守っていたでしょうか。 一通り脱ぎ終わった様なので、今夜はこれでひとまず、 帰宅の途に着くことにしました。③ zzz・・寝苦しかった夜も明け、日曜日というのに早朝出勤! そして、これが見事に一人前になった姿です。④ 彼?彼女?は一晩で立派な成虫に変わっていました。 よーく見ると、金色の微毛に覆われ光っています。 名残を惜しみながら、空に向かって放つと、ビィーっと鳴いて一回転し、 また私の胸に舞い戻って来ました。 「よし、よし」 まさか私を親と間違えたんではないでしょうが・・・。 そして再度放つと、アチコチにぶつかりながら 今度は空高く飛び去って行きました。 「元気でな~! 長生きするんだよ~!」 「良かった、良かった」 私と田中は、その後ろ姿をいつまでも、いつまでも見送りました。   (F)

 

MOLOの続きを読む

 

 

]]>

関連記事