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荒井 マモル

あなたは「何のために」店舗開業しますか?〜独立・開業の目的〜

現在、どちらかのお店で従業員として働いていて、近い将来、

「独立開業しようか?」

それとも、

「他店に転職しようか?」

いや、

「このまま今の所でずっと働くか?」

等々、考えられたことはありますか?

どちらの選択肢を選んでも、ご自身の人生にとって間違いではないものと思います。

今回のお話しは、その選択肢の中で、「独立開業しよう!」を選び、「独立開業で、今よりももっと良い人生を掴みたい!」と思っている方に、お伝えできればと思います。

 

 

独立開業を決めたらまず最初にすること

「独立開業して、今よりもっと良い人生を掴んで、シアワセになりたい!」

と、人生の選択をしたのは良いけれど、実際には、

「これから、何をどうしたら良いのか?」

と、思う方が大勢いらっしゃると思います。

 

まず、何から始めないといけないのか?

を考えてみましょう。

最初に考えるべきことは、

“何の為に開業するのか!?”

という「開業の目的」を明確に決めることです。

 

弊社リード・クリエーションには、「独立開業を目指す」多くの方々が相談に来られます。

私は、相談に来られた方に、まず「なんで開業を決意されたんですか?」という「独立開業の理由」を必ず質問させて頂きます。

 

概ね、半分以上の方が、

「既に経験を積んで腕に自信がついたから」、

「今よりもっと良い環境と所得を求めたい」

という返答です。

独立開業を目指す皆さんが、当然持っている理由の一つだと思います。

 

しかし…

お店を開業しようとした時に、まず考えるべき大切なことは、

そのお店は『誰が』利用するのか?

ということです。

 

独立開業の理由が、先程述べた半分以上の方々のように「職場環境」や「所得」に偏ってしまうと、

お客様側の立場からして、

「私の所得を上げるために、店が儲かりたいから、お金を持ってウチに来てください」

と、言われているようにも感じます。

 

 

独立開業の「目的設定」は、お客様の目線で決める

当然のことながら、お客様は自分自身が「『得』を得たい」と思ってお店を利用します。

ですから、その「得」となるものが不明確だったり、感覚がズレていたりすると、わざわざそのお店を利用する「理由」がないため、お店に入ってくることはありません。

仮に、興味本意で入ってきたとしても、お店を利用する「理由」が見つからないことに気づいた時点で、お店から出て行ってしまいます。

そして、もう二度とそのお店に行くことはありません。

今どき最悪なのは、そのお客様が「あの店に行ってみたけど、思ったほど良くなかった⤵︎」と、自身の周辺にSNSなどを通じて発信してしまい、お店のイメージがマイナスとなってしまうことさえあり得る話しです。

お店のイメージがマイナスとならないために、独立開業の「目的設定」は、お客様目線で決めることが重要です。

「独立開業の理由」の一例として、

“〇〇で悩む方に、私(お店)の〇〇(商品・サービス)で、より多くの人に良くなってもらいたい”

という「目的設定」、つまり「大義名分」を明確にすることが理想です。

 

もう一歩踏み込んで表現すると、

“あなたのお悩みを「私の技術(商品・サービス)」で解決してみせます!”

ということです。

 

「独立開業の理由」が、お客様本位で明確にすると、対象となる消費者には当然伝わりやすくなります。

店舗まわりのポップやサインでその情報を伝えることで、対象となる悩みをもった方々に「体験してみたい!」と思わせることができる訳です。

 

 

「独立開業」の目的が「揺るぎないもの」であるか?

大切なことは、その「目的設定」、「大義名分」は、しっかりと自身の胸の内で「揺るぎないもの」かどうか?ということです。

うわべだけで、カンタンに決めたことであれば、メッキは直ぐに剥がれます。

自身の中でしっかりと考えて、何度も見直して、「揺るぎないもの」となれば、お店を営んでいく上で「太い軸」がしっかりと出来て、強いお店になるはずです。

また、ハッキリとした目的があり、それを商品やサービスの対象者に対して明確に伝える事ができると、それを聞いた対象者が「共感」してくれて、お店のファンになり、やがて自分の家族や友達、知人を連れて来てくれたりすることもあります。

そのようなお店の「ファン」を、一人でも多くつくっていくことが「繁盛店」になる近道です。

 

明確な「目的設定」や「大義名分」が出来れば、後はその他諸々の手配ごとに見合った事を当てはめていく作業となります。

「店舗開業後にどうやってお店を運営していくのか?」を、開業前に整理したモノが「開業計画書」です。

「開業計画書の作成」に関しては、弊社ホームページに詳しく解説していますので、ご一読いただきますと幸いです。

〈融資が通りやすい『開業計画書』〉の書き方

 

まずは、「目的設定」や「大義名分」が明確にするができると、「開業前にするべきこと」の半分以上、いや7割くらい終わったと言っても過言ではありません。

それくらいウェイトが大きい内容です。

 

その後の「やるべきこと」は、また次の機会にお話しできればと思います。

また、もっと詳しい開業についてのノウハウを知りたい方は、個別勉強会「店舗開業塾」で詳しくお伝えできますのでお問合せください。

店舗開業塾

 

ぜひ、より良い独立開業を目指して頂きたいと思います。

因みに、弊社リード・クリエーションの大義名分(理念)は、

『繁盛店づくり』

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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