独立・開業は決意したけれど、まだ現職のお店の上司や同僚に言いにくい…
Q.独立・開業は決意したけど、まだお店に勤務していて人に言いにくいのですが。。。でも独立・開業の夢は進めたい!
現在お勤めの店舗や会社での「退職」の意思表示は、独立・開業する上で避けては通れない手続きです。
退職意思の言い方や、タイミングなどの方法や手順を間違えると、トラブルの種になり、独立・開業の妨げとなる可能性もあります。
しかしいつかのタイミングでは言わないといけません。
当たり前のことですが「円満退社」が望ましいですね。
なぜ「円満退社」が望ましいかというと、今後「商い」「ビジネス」を生業にするわけですから、できるだけ現在の職場の方々にも迷惑をかけず退職するのは当然です。
また、独立・開業は人生の上でも大きなチャレンジです。
独立・開業してすぐに新しい人脈が出来るわけではありませんし、売り上げが上がることは一般的にあり得ません。
そのため、独立・開業直後は、今までの職場や仕事で築いた人脈が最大の資産になります。
大きなチャレンジを目前に、「辞めてしまえば無関係だ」と強がらず、大切な資産を活用できるわけですから、ぜひとも「円満退社」を心掛けてください。
何より、独立・開業後は、現在の職場の方々にも応援してほしいですしね!
開業した後も、お客様になっていただいたり、相談したり、相談されたりする関係になりたいものです。
退職意思を伝えるタイミングはいろいろあると思いますが、ご自身の決意を極力早めに打ち明ける事が、現在のお店のオーナー、上司の方、同僚に迷惑をかけない大きな一つのアクションです。
退職を伝えるタイミングは、概ね2ヵ月以上前が望ましいと言われています。
退職をお店のオーナーや上司に伝えた後、「退職願」を提出するのは、退職日の1ヶ月前が一般的といわれています。
「退職の意思」を早めに打ち明ける事で、お店のオーナーも次の体制を考えたり、新たな人材を探すことができますので、可能な限り早めの行動が望まれます。
退職の意思の伝えることは、大変勇気のいることです。
いろんな言い回しや表現があるとは思いますが、最後はやはり「素直」に伝えることが一番です。
まずは「退職の意思」を伝え、その理由に「独立・開業の夢」を伝えることで、円満退社に繋がり、独立・開業後も「応援」してくれるでしょう。
仮に退職を早めに申告でき、退社の「了承を得た」たとしても、在籍している間は一生懸命に今の仕事に全うする事は「大人として」言うまでもありません。
そんな真摯な姿勢をオーナーは必ず見ておられますので、その後の関係性にも大きく影響しますね。
日々お店づくり、店舗内装、店舗デザインに向き合っている私たちですが、その中で色々なご相談、ご質問を受け付けています。
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