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独立・開業・お店づくり

店舗や施設のメンテナンス〜灯り・照明編

飲食店や美容室、エステサロンの〝あ・か・り〟メンテナンス

「お店開けてます」を意味する 〝あかり〟

お店にとって「あかり」は、大変重要なものです。

「あかり」や「照明」が重要なことは、お店を経営・運営されている方は当然の事と認識していると思います。

特に飲食店など夜間営業の場合、一般の人がお店を目指してやってくる時に、お店に「あかり」や「照明」が点いているか、点いていないかで「営業中」、若しくは「店休日」などの判断を瞬時にすることができます。

外部から見て、しっかりとお店の入口を照らしてくれるのが本来ですが、看板照明のスイッチを入れて点灯させたと思っていても、「球切れ」などの原因で「不点灯」になってしまっているケースも少なくなくありません。

お店を目指してやってくるお客様に「店休日」と判断されて、みすみす返してしまったのではもったいないですね

そんな勿体ないことにならない様に、毎日看板(サイン)が点灯したところを、自分の目で確認する様に心掛けておく事をお勧めします。

万一、電球が不点灯だった場合の考えられる可能性としては、① 電源(ブレーカー)が入っていない、または ② 球切れ、若しくは③ 器具不良、そして何らかの原因での④ 断線(通電していない)などが考えられます。

各々の場合を詳しくお話します。

① 店舗や施設で照明が不点灯になった場合の原因と対処法〜電源(ブレーカー)

初歩的ですが意外と多いケースです。

「照明のスイッチは入れているけれど、不点灯 !?」と戸惑われることもあるかもしれません。

何らかでブレーカーが落ちているケースもありますので、スイッチを入れても点灯していない場合は、電源・ブレーカーを確認しましょう。

ブレーカーのスイッチは、一般的に「上下に、入り切り」するタイプがほとんどですが、ONになっているかOFFになっているかを手で触って確認してください。

稀に「漏電」していると子ブレーカーが作動してON・OFFの間で止まっていることもあるのですが、ブレーカーのスイッチがONに近い感じに見えるブレーカーもあるので、手で直接確認してスイッチに遊びがないかどうか見ることをお勧めします。

少しでもどちらかに動く感じがあれば、「漏電」で作動したことが想像できますので原因を追求しやすくなります。

② 店舗や施設で照明が不点灯になった場合の原因と対処法〜電球の球切れ

電球の球切れの確認方法をお伝えします。

他の同じタイプの照明器具が点灯していて、球を替えても点灯しない場合は、現在点灯している器具に不点灯の球を入れ替えてみることをしてみることをお勧めします。

この方法によって、照明器具本体に原因があるのか、球に原因があるのか、が判ります。

最近の照明はLEDに変わってきましたが、新品でも稀に球の不良品が存在しますので、照明器具を変えて球を取り付けてみても不点灯であれば、球不良ですので購入先にお伝えして取り替えてもらうことをお勧めします。

LED球の場合、通常の寿命は40000時間が主流です。

お店の環境や使用する頻度によって耐久年数は変わりますが、1日12時間使ったとして40000÷12=3333日、3333日÷350日営業として=9.5年。

という単純計算です。

これはあくまで目安で、早いお店は数年で寿命になるケースもあります。

③店舗や施設で照明が不点灯になった場合の原因と対処法〜器具不良

照明器具は、経年劣化や何らかの原因で壊れてしまう事も少なくありません。

照明が点灯しなくなった場合、点灯している同タイプの照明器具から電球を入れ替えてみて、点灯していた電球が点かない場合は、照明器具の不良の可能性が高くなります。

当然、部品取替の修理も可能ですが、特にLED照明器具の場合、部分修理代の方が高額になるケースが多く、新品に取替えた方が安価に済むケースが多いのも事実です。

多くのLED照明器具は3年保証がついているモノが多く、購入して3年以内の器具の不具合であれば「無償交換」になるケースもありますので、購入年月日の把握や保証書などを大切に保管されておく事をお勧めします。

④ 店舗や施設で照明が不点灯になった場合の原因と対処法〜断線

電線コードの断線の要因は、稀に壁や天井裏で「ネズミが線をかじった」などの要因で、知らず知らずに漏電するケースも過去に報告がありました。

こういった場合は、電圧が弱くなることで照明の照度(明るさの度合い)が暗く感じたり、電気代が普段より微妙に高くなったりする事もありますので、そういった電力会社からの請求書もチェックしておく事もしておくことも必要です。

断線に関しては、店舗の別の工事やメンテナンスに入った作業員さんが、何らかの拍子に電線に触れ、電線が外れてしまい、そのままになってしまっていたのが原因だったというお話も聞いたことがあります。

店舗や施設のみならず電気工事を行う場合は、必ず電気工事士の免許を持った方に作業をして頂くことを確認してください。

多少の費用は掛かりますが、責任を持って最後に通電確認をしてくれますので安心です。

店舗や施設の天井ダウンライトの点検

店舗や施設でよく見かける「天井ダウンライト」は、通常、人が触れるところではありませんので、照明を点灯させてついているかどうかの確認で終わる事が多いかもしれません。

しかし、お店に入った時にダウンライトのフレームが天井と隙間があったり、器具や周りのカバーが落ちかかっている様なお店に遭遇することが稀にあります。

隙間や器具の落下の原因の多くは、天井とダウンライトを固定する留め金具が、緩んでいたり外れてしまっていたりしていることが考えられます。

こちらは取付が難しいものが多いのですが、まずは目視で確認して、手で天井面に押し込んで頂ければ、正規に取り付く場合もありますのでやってみましょう。

それでも直らない場合は、専門の業者さん(電気屋さん若しくは内装施工業者)に相談してください。

この機会にぜひお店の“あかり”、“照明”を点検されてみてください。

点検等についてよくわからなかったり、聞いてみたいこと、ご相談等ありましたら、お気軽に弊社までお声がけください。

明るいお店になる為に全力で対応いたします。

メンテナンスチェックシート

メンテナンスチェックシートはPDFデータをダウンロード、

プリントアウトしてご確認ください。

ダウンロードは画像をクリック、もしくは、コチラから

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