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withコロナ・Afterコロナの店づくり〜福岡の飲食店業界ガイドライン

with/ウィズコロナ、After/アフターコロナの時代〜コロナ対策の店舗・施設づくり

4月から5月、6月にかけてコロナ感染症対策としての自粛期間が設けられ、休業要請を受けた飲食店をはじめ、美容室サロン、エステサロン、パーソナルスポーツジム、小売店、病院、整体・治療院など、来店型サービスを提供する業種の店舗や施設を運営されている経営者の皆さまにとって、一日でも早く「元に戻りたい」と思われていることでしょう。

やっと全国的に自粛期間が解け、様々なサービスやイベント等が再開に向け動き始めたのも束の間、東京都では6月後半から徐々に感染者が増え始め、遂に先日、6月30日から7月5日まで上演された東京・新宿の演劇公演で規模が大きめのクラスターが発生してしまいました。

「まだまだ気を緩められないな」と感じられた方も多いと思います。

 

演劇業界では「3密」が避けられないこともあって、再開にあたって厳密なコロナウィルス感染症対策ガイドラインを設定していたと言います。

シアターモリエール(東京・新宿)で上演された舞台で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した問題で、同劇場が加盟する小劇場協議会は感染症対策のガイドラインを、同劇場には「徹底・順守していただけなかった」と発表した。

同協議会はコロナ禍を機に誕生した。「本多劇場グループ」など、31劇場が加盟し、大劇場以上に「3密」が起きやすい小劇場が安全に公演を続けるすべなどについて情報交換してきた。協議会独自のガイドラインも作成しており、マスク着用や消毒、観客同士の間隔を空けるといった基本はもちろん「ケータリングや炊き出しをやめる」「ドアを閉め切る時間を最低限に」など、小劇場独自の「やるべきこと」を細かく決めている。

今回、シアターモリエールに対する調査の中で、一部が守られていなかったことが判明したという。これを受けて同協議会は、加盟劇場のガイドラインの実施状況の確認などを行うとしている。

2020年7月16日 日本経済新聞

プロ野球も一部観客を動員するにあたって、数十ページに及ぶ厳密なガイドラインを設定された、と聞きました。

Jリーグも同様に独自の感染症対策を施してガイドラインを設定しています。

withコロナの時代に於いて、営業を再開してお客様に来店してもらいサービスを提供する「経済活動を行う」ということは、(ほんの一例ですけど)消毒はもちろん、お客様同士や来場者の「一定の距離をとること」や、室内の「換気を都度行う」などの「厳密なガイドライン」を設定し、「順守」、「厳守」することが求められる訳です。

飲食店様や美容サロン様等々、各業界ごとにも厳密なコロナウィルス感染症対策ガイドラインが設定され、業界を挙げてコロナ感染症対策に取り組み、いち早く「新しい生活様式」を確立して、安心で安全に営業を継続していくことを業界全体で目指されています。

※美容業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(全日本美容業生活衛生同業組合連合会)はコチラから

今回の演劇場のクラスター発生はとても残念なことではありましたが、業界で設定したガイドライン順守が大切なことが痛いほど分かった出来事だったと思います。

 

厳密なガイドラインを創り、従い、安心・安全をアピールして、お客様にご来店いただけるよう皆で協力していくことが、経済復興の近道だと痛切に感じた出来事でした。

そこで、今回は、福岡商工会議所の取り組みと福岡の飲食店業界のコロナウィルス感染症対策ガイドラインをご紹介したいと思います。

飲食店を経営・運営している皆さま、是非ご活用ください!

 

 

福岡の飲食店業界のコロナ感染症対策ガイドライン

福岡商工会議所が、福岡市内の飲食店向けの取り組みを始めています。

「ウィズコロナ」支援プロジェクト「福岡外食応援団 GOOD UP FUKUOKA」です。

新型コロナウィルス感染拡大で影響を受けた“飲食店が安全に営業できる環境づくりのサポート“と”売り上げの回復、経営継続につながる集客支援“の2本柱で「福岡外食応援団 GOOD UP FUKUOKA」事業を実施!

地域で飲食店業界をサポートしています。

ただし、単なる「集客」ではありません。

こちらのサポートを受けるには以下の厳密なコロナウィルス感染症対策のガイドラインを順守しなければなりません。

それが、「飲食店イートイン安全ガイドライン福岡」というものです。

 

 

 

PDFダウンロードはコチラから

こちらの活動に参加するには、コロナウィルス感染症対策ガイドライン「お客様への御願い」部分の“必須項目7項目”のうち5項目以上に 対応することが条件となります。

参加要件を満たすと、WEB特設ページやInstagramでお店を紹介したり、「安全対策実施店」としての店内用ポスターやタペストリーなどのPOPや装飾品などいろんな特典があります。

つまり、

コロナウィルス感染症対策の「見える化」ですね。

withコロナ飲食店の「新しい生活様式」、「ニューノーマル」のための必須アイテムです。

詳しくはこちら:福岡商工会議所福岡外食応援団

withコロナ時代の「新しい生活様式」や「ニューノーマル(新しい常態・常識)」は、まだまだ始まったばかりです。

先日も、プロ野球観戦者が大きな声でヤジを言ったり、大声張り上げて応援するなどして試合が一時中断したそうです…

 

まだまだ馴れてないんですね、新しい常態・常識に。

ついつい声が出ちゃうんですよね。

応援に行けば誰でも大声を張り上げたくなります。

 

でも、これが、コロナ禍、withコロナの時代のルールなんです。

新しい生活様式であり、新しい常態・常識なんです。

 

コロナウィルス感染症対策の厳密なガイドラインを順守しなければ、また「無観客」に戻ったり、「自粛」になったり、「休業要請」が出てしまい経済活動が停滞する可能性だってあります。

 

馴れていくしかないんでしょうね…

 

私たちの意識や価値観が、withコロナの「新しい生活様式」や「ニューノーマル(新しい常態・常識)」を創っていく、と言っても言い過ぎではありません。

 

新しい価値観を創って、新しいルールを守って、皆で対策を重ねて、安心・安全な「新しい生活様式」の確立をいち早く達成することが大切だと感じています。

福岡で飲食店を経営・運営している皆さま、是非ご活用ください!

 

 

 

 

 

 

 

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