【かな吉たこやき】あつあつの〝たこ焼き愛〟
独立・店舗開業に懸ける「アツイ想い」【かな吉たこやき】
2021年1月中旬、お電話でお問合せいただいた女性オーナーと初めてお会いしたのは、出店候補地の荒戸の現場でした。
当日は、リード・クリエーションから私、荒井と信岡、二名で現地へ赴きました。
初めて顔を合わせましたが、大変ご丁寧な挨拶をしていただき、私はオーナーに初対面から好印象を持ちました。
続編:【かな吉たこやき】オーナーの想いをカタチに!〜店舗内装工事・開業編〜
「たこやき店を一人でオープン、運営したい」とのご要望で、出店候補の店舗は4坪と小さい区画。
たこやきのテイクアウト&店内に数席のイートイン。
一人でたこやき店をするにはちょうど良い広さです。
区画の中に入り、私がオーナーに店舗の開店動機や店舗運営に関するお話しなどを大枠でお聞きしている間に、信岡が候補店舗内の現状の実測作業を行ないます。
1時間少々現場でお話をして実測なども済み、早速事務所に戻り、現状図作成からラフプラン作成、全体スケジュールづくりなどを進めていきます。
後日、オーナーに弊社まで来社いただき、たこやき店開店のための店舗デザイン打合せをスタートします。
第一回目の打合せがスタートしたのは、2021年1月の下旬に入った頃でした。
そこで、私たちが作成したラフプランを元に「オーナー自身の店舗イメージ」や「デザインの方向性」などなど、より詳しくお話しを伺います。
当然ですが、オーナーは「店舗開業」については初めての体験なので、何をどうしていいのかわかりません。
ですので、こちらから全体の進め方、店舗デザインの決定タイミングなど概略を説明させていただき、大枠のスケジュールを作成、そのスケジュールにのっとって進めていくことにしました。
そんな折、オーナーからお手紙をいただきました。
それは、店舗開業に対する「決意表明」のような…、
「覚悟表明」のような…。
とにかく、オーナー自身の店舗開業への「想い」が詰まった素敵なお手紙でした。
この時点で、私は「この方は『必ず成功する!』」ということを、個人的な感覚ではありますが確信しました。
オーナーは、当初から店舗開業、店舗づくりについて「何もわからない」と仰っていたものの、独立・店舗開業に関して〝大事な要素1つ〟である『店舗開業に対する想い』をしっかりと持っておられたのです。
私が確信に至ったオーナーからのお手紙が、こちら↓です。
通常は、店舗開業前の勉強会や繁盛店づくりのためのセミナーで、店舗開業に対する「熱い想い」や「動機」、「決意」を、私たちが誘導してオーナーに書いてもらうケースの方がほとんどなのですが、いち内装業者である私たちに、自ら「想い」や「決意」をお手紙にして伝えてこられたオーナーは他に経験がありません。
「覚悟」をもった、はっきりとした「決意」は、人を動かす力があります!
この「決意」に私は心を奪われ、「絶対にオーナーが望む『最高のお店』を提供したい」と思いました。
言葉の力を感じた瞬間です。
それ以来、私の頭の中ではオーナーのたこやき店の事が大半をしめる様になりました。
「想い」をカタチに!〜まずは、たこやき店の店舗デザイン・プランの制作へ
店舗デザイン・プランを進めていくうえで、物理的に不可能な事も出てきたりして、試行錯誤を繰り返し、トータル10案程度考えました。
その10案を繰り返し消去法で厳選し、オーナーにご提案します。
その店舗デザインパースがこちらです。

こちらの店舗デザインパースは、ここから更に具体的な素材や仕様・カラーなどを社内で検討するために書き込んだものになります。
オーナーに、店舗デザイン・プランを大筋で気に入って頂くことができました。
こちらの店舗デザイン・プランをベースに、更にオーナーと再三打合せを行い、デザインをブラッシュアップします。
最終的に出来上がった店舗デザイン・プランがこちらの店舗イメージパースです。
当初のパースより店舗の印象が格段にいい感じになってきました。
イメージパースを頭の中で思い浮かべ、この場所に立って仕事をしている自分の姿を想像する…
デザインパースは、オーナーの店舗イメージが明確になり、近い将来、現実になるであろう自分の夢に「自信」を持たせてくれます。
店舗デザインが決定すると、見積り、契約を経て、いよいよ店舗施工工事の準備〜着工となります。
平面から立体へ。
夢から現実へ。
自信から確信へ。
「想い」を「カタチ」にする作業が始まります!
ここから先は、現場担当者の信岡にバトンタッチです。
<荒井 マモル>
続編:【かな吉たこやき】オーナーの想いをカタチに!〜店舗内装工事・開業編〜