3月号
台湾が世界に誇る「台北101」&鼎泰豐(ディン タイ フォン)
台湾という国に興味を引かれたのは、2007年8月から日本経済新聞に掲載された小説
「望郷の道」を読んでからのことでした。作者は佐賀県唐津市生まれのハードボイルド作家
北方謙三さん。彼の曾祖父・森平太郎(ニイタカドロップなどで知られた新高製菓創業者)さん
をモデルに描いたもので、主人公が裸一貫で台湾に渡り、製菓事業を興すという立志伝物語です。
無法を許さず、信念を持って生きるこの人物は、まさに男も惚れる「男の中の男」毎日読む
うちにすっかり虜になってしまいました。
それ以来、一度は訪ねて見たいと思っていた台湾にやっと行く機会に恵まれました。
と言っても日程は2泊3日の研修旅行、時間の関係で見たいところは限られていました。
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