店舗外装・外観ファサードデザインのヒント・コツ
店舗外装、外観・店舗ファサードの色・カラーのデザインについて/おむすび専門店(二日市)
筑紫野市二日市・おむすびぎゅっぎゅ
福岡市郊外にある二日市。
西鉄二日市駅から線路沿いの通り、高校生や大学生が行き交う“西鉄通り”にある、おむすび専門店「おむすびぎゅっぎゅ」さん。
「おむすび」ということからイメージするのは、日本・お母さん・手作り・日本茶・和風・・・
「和」のイメージですよね。
「和」の色合いを専門用語や言葉で表すと、ビビッドな原色カラーではなく、くすんだ色合いを想像される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな「和」の侘び寂びが効いた色も素敵ではあるのですが、いざ「店舗の外装、外観・ファサード(正面)」に使うとなると、話が違ってきます。
そのお店の設計コンセプトや集客したいターゲット、設定販売価格、店舗の立地等々に合わせて考えていきます。
実はこのおむすび専門店「おむすび・ぎゅっぎゅ」がある通り(通称“西鉄通り”)は、高校生や大学生が行き交い、人通りはあるのですが、空き店舗が多く少し寂しいのです。
と、言うのも数年前に裏手にある川が氾濫して、付近の店舗や住宅が浸水、大変な被害が発生し、撤退を余儀なくされたお店が数多くあったそうなんです。
その後、川の護岸工事も完了し、更に筑紫野市役所の働き掛けもあり、少しづつ以前の賑わいが戻ってきているというエリアなんです。
個性的な店舗も増え、今後は“通るだけ”でも楽しめる通りになるのを期待しての出店です。
私たちは、お店の外装や店舗の外観、ファサードは、言い換えれば一つの大きな看板、サインと考えています。
店舗の外観、エントランス(入口)、ファサード(正面)は、お店の看板・サインと同様に、365日朝昼晩、休むことの無い販促物なのです。
その大きな看板である店舗の外装や店舗ファサードが、通りを歩く人々の感性に「お!」「何?何?」と働きかける。
もっと言えば、「おーー♪♪」とか「入ってみたい!」と、ココロを動かし、行動に移してもらいたいのです。
『誰でも気軽に立ち寄れて、心身共に喜びのある食を提供したい』
「おむすびぎゅっぎゅ」さんの店舗コンセプトです。
店舗の外装・外観、お店のファサードは、その店舗コンセプトキーワード
「個性的」・「気軽」・「興味を引く」・「目立つ」・「幸せ」・「楽しい」
を表現するため、ポイントカラーをビビットなイエローにしたのです。
旧く静かな町に、ド黄色のテントが目に飛び込んできます!
賑わいが戻りつつあるとは言え、まだまだ空き店舗が多く、少し寂しさも感じるこの通りに、「明るく」「エネルギッシュ」で「楽しく」なってもらいたい思いです。
今後も個性的で楽しい店舗が増え、人通りが増え活気が戻れば嬉しい限りです!
お近くにお越しの際、ビビットな黄色い外観に気を引かれましたら、
ぜひテントをくぐって、店舗の扉を開けてください。
研究熱心で手を抜かない、握りたてだけを味わってもらいたいと願うオーナー夫婦が待っています。
運が良ければ、店長(看板娘さん)にも会えます。
check!
では、皆様の胃袋に幸せを!
と願いつつ…
おむすび専門店「おむすび・ぎゅっぎゅ」
【おむすび・ぎゅっぎゅ】店舗開業ものがたり〜異業種からの飲食店開業チャレンジ!