【 開業準備の仕方はどうする!? 06 】
□ 開業にかかる費用はどのくらい?
開業するのにどれくらい費用が必要か?
業種業態やテナント物件を借りて開業する場合、広さ(㎡/坪数)「居抜き」か「スケルトン」かで大きくかかる費用が変わってきます。
同じ坪数や同じ業種でも内部の仕上げ材料の違いなどでも数字に大きく開きが生じます。
しかし、何も検討がつかないとも思いますので、過去の実例を上げておきましょう。
(CASE1)
・6坪(19.8㎡)スケルトンで美容室を開業した場合
1、仮設工事 104,000
2、解体工事 63,000
3、木工造作工事 942,000
4、内装仕上工事 265,000
5、塗装工事 127.000
6、硝子工事 197,000
7、家具工事 55,000
8、テント・サイン工事 251,500
9、電気設備工事 479,120
10、給排水衛生設備工事 331,000
11、空調換気設備工事 181,700
12、設計費 200,000
13、会社諸経費 300,000
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小計金額(税別) 3,496,320-
消費税(8%) 279,705-
合計金額(税込) ¥3,776,025-
<※美容機材一式、ミラー・椅子一式、電話工事一式は別途>
(CASE2)
・19坪(62.7㎡)スケルトン(天井・壁有)で美容室を開業した場合
1、仮設工事 188,000
2、解体撤去工事 90,000
3、左官工事 55,000
4、軽鉄工事 64,000
5、木工造作工事 788,000
6、金物工事 118,000
7、内装仕上工事 35,000
8、塗装工事 454,000
9、硝子工事 21,000
10、サイン工事 135,400
11、電気設備工事 946,000
12、給排水衛生設備工事 786,980
13、空調換気設備工事 179,300
14、設計費 350,000
15、会社諸経費 500,000
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小計金額(税別) 4,710,680-
消費税(8%) 376,854-
合計金額(税込) ¥5,087,534-
(CASE3)
・12.3坪(40.7㎡)スケルトンで焼鳥屋を開業した場合
1、仮設工事 163,000
2、左官工事 478,500
3、軽鉄工事 258,300
4、木工造作工事 740,460
5、金物工事 352,000
6、内装仕上工事 150,120
7、塗装工事 626,310
8、硝子工事 203,400
9、家具工事 455,500
10、サイン工事 35,500
11、電気設備工事 1,282,280
12、給排水衛生設備工事 1,181,400
13、空調設備工事 別途
14、給換気設備工事 別途
15、設計費 300,000
16、会社諸経費 650,000
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小計金額(税別) 6,876,770-
消費税(8%) 550,141-
合計金額(税込) ¥7,426,911-
<※空調給換気工事はリース、BGM工事、厨房器具一式、電話工事一式、備品一式は別途>
(CASE4)
・17.1坪(56.6㎡)元BARの居抜きで新しくBARを開業した場合
1、仮設工事 187,000
2、大工工事 541,100
3、木製建具工事 80,000
4、家具工事 660,800
5、鋼製建具工事 265,000
6、電気設備工事 394,800
7、照明器具 411,200
8、給排水設備工事 195,000
9、表装・塗装工事 342,980
10、換気設備工事 47,000
11、サイン工事 125,000
12、設計費 400,000
13、会社諸経費 300,000
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小計金額(税別) 3,859,780-
消費税(8%) 308,782-
合計金額(税込) ¥4,168,562-
<※厨房器具一式、電話工事一式、備品一式は別途>
上記に挙げたものはあくまでも目安です。
参考にとどめておいてください。
例に挙げた様に書く物件において様々な条件で金額は異なってきますのでまず物件の候補が決まればその物件でいくら位かかりそうなのかを信頼のおける専門業者の方へ見積もりをとってください。
その際の注意点としては、“やりたいこと”や“思い”などすべての情報をお伝えしてください。
そのお話を元にこういう家具や設備などが必要だろう。
といったことを想定しプランを行い、そのプランに対して見積りを行います。
伝えていないとお店が出来上がった後に、「これがない!」などといったことが生じると、後から予期せぬ追加のお金が出ていくといったことにもなりかねません。
ですので、店舗慣れしている信頼のおける内装業者を選択することが重要になっていきます。