独立・開業、お店づくりのヒント・コツ~店舗運営「お客様を増やす」ためのサイン(看板)
お店づくり~「お客様の数を増やす」ための店舗サイン(看板)
独立・開業を目指して、店舗デザインの打合せをしているとき、お店を運営する上で「売上げを上げるための施策」の優先課題は?
と、質問されることがあります。
優先順位・・・様々なことが思い浮かびますね。
客単価アップのための、商品・サービス、セットメニューの充実…
「あと一品プラス」の接客サービス…
もちろん、どちらも大変重要なことではあるのですが、もし優先順位をつけるとするならば、最優先は…
「来店促進」~つまり、お客様の数を増やすってことです。
商品やサービスのセットメニューを充実させて、客単価のアップを狙っても、いくら接客に力を注いで満足度を上げる努力をしても、「お客の数」が増えないことには、お店の運営自体が成り立ちません。
もちろん、商品やサービスの充実は、お店の運営において大前提で必要不可欠なものです。
しかし、そもそも「客単価」は、お客様が入店され、注文されてはじめて「売上げ」に繋がることですし、
お客様が来店してくれなければ、接客だって意味がありません。
どんなに良い商品でも、お客様に伝わなければ、存在しないのと同じです。
どんなに充実したサービスでも、お客様に伝わなければ、やっていないのと同じです。
「お客様の入店数を増やす」ための施策について、お店づくり・店舗デザインにおいて重要なサイン(看板)についてご紹介します。
お客様にお店の存在を「知ってもらう」こと~遠目からも視認性がある、わかりやすいサイン(看板)表示
あなたのお店が、一般大衆の人々を相手にしている飲食店、服飾雑貨など物販店、美容サロンや美容室などのサービス店でしたら、周辺に住む住人や職場で働く人々はもちろん、通りすがりの人たちも、すべて「潜在的な見込み客」です。
あなたのお店の存在を、まだ認知していない、通りを行き交う人々に対して、あなたのお店が「何のサービスを提供しているお店か」を知らせることは、とても単純なことですが、とても重要なことです。
もし、サイン(看板)が無かったら…みんな気付かずに素通りしてしまいます…よね?
ここは、「〇〇を提供しているお店ですよ!」
と、明確にアピールして、行き交う人々に「お店の存在自体を認知してもらう」、または「覚えてもらう」ことが大切です。
それが、「サイン」(看板)です。
サイン(看板)は、遠目からでも視認性があり、しかも「一目で」、「一瞬で」、『何のお店か』が「伝わる」ことが大切です。
サイン(看板)は、通りを歩く人々はもちろん、車通りが多ければ運転するドライバーや同乗者へ向けたもの、電車の線路横であれば、電車の乗客に向けたものを、カラーやサイズ、カタチ、材質、取付る場所に至るまで、視認性を意識したデザインを都度開発することが求められます。
また、サイン(看板)を補填する上で、販促用の幟やA看板、黒板などの販促ツールを設置して、日替わりメニューやセールなどの集客キャンペーンやイベントの告知に活用してみるなどのアイデアも必要です。